そう… この仕事をしていてよくそう思う出来事に遭遇する。
お金を稼ぐためだけなら、もっと効率の良い仕事がいっぱいある。
この仕事は心入れが無ければ味気無いし、心を入れすぎてはそれも病のもとだ。
常に細々とした事に注意を向け、その上で事務的になり過ぎず、且つ仕事としてのプロの顔で接していかねばならない。意外と面倒臭い立場に立っているワケ。
楽しくもあり、悲しくもあり、腹立たしくもある。
昨日のお方はかなり心に傷を持っている。
多分、もっと人と接触して言葉にする必要があるのだが、本人は完全に諦めてしまっている。近くに住むムスメさんもどうしていいのか判らない様子。
1年以上間を空けてお会いすると、全く様変わりした状態でドアに現れた。
前と変わらず、以前会ったことを伝えると、御本人も覚えているようだった。
かなり汚かったので掃除する事を告げ、台所から始めた。
皆が手を抜いているので、電子レンジは特に汚く、やり甲斐があった。
床も掃除機はかけたようだったが、モップがけはかなり前から怠っていたようで、バケツを物置きから探し当てて、念入りに2ど拭きした。
ゴミを外に出して、お茶を作ろうかと尋ねると、要らないと断られた。
大変だろうけど、しっかりねと励ましの言葉を残して終了。
気になって昨夜はよく眠れなかった。
元気になって欲しいな。
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