2017年1月12日木曜日

教育に対する信念



これは初めからあったかというとそうではない。どちらかというと限りなく選択肢を増やし、機会を与えてきたという方が正しいように思う。
子供の世話は大変だ。まだまだこれからも続くから結論的に閉めて語れないが、特に言葉の上での説明が出来なかったとき程大変だった。
自分には感覚で何かをする事が難しかった。計画を立てて、その計画に沿って物事を進めていくのが自己流だったがために目をつぶって前に進むような子育てが毎日自分を不安にさせ、精神的苦痛は計り知れないものだった。
皆他のお母さんたちは自分よりも上手く出来てるのを見て、どうして自分はこんなにも不器用なのかと呆れ、かと言って放り出して誰かに任せるわけにもいかず、一人ストレスをため込んで生活していた。夫にも私の気持ちが分からず、相談できる(気持ちを分かち合える)相手が身近にいなかった。

ただ一つ自分の中で絶対に私だけの落ち度ではないという不確かだがそれなりに確固とした気持ちがあったので、子供たちの役に立てることがないかどうかと答えを探すべく毎日翻弄していた。
そして7歳の時のKのアセスメントによって少し道が開かれたのだ。

子供の能力が完全に遺伝によるものかとは思っていない。だからって刺激によって全てがカバーされているとも思わず、大なり小なり二つの要因によっての産物だとは思う。
Kに関しては私の子育てに対する未熟さ故に色々と考える機会を自然と与えてきたように思う。その結果が認知力に大きく表れている。だから自信を持って行ってきたことによる到達すべき終点ではなかった。
いつも100%でなく、回答を子供たちに導き出させてきたお陰で大変口の達者な二人の子供たちに恵まれたという事だ。

他人の子供たちと比較して優れているとかそういう風には思っていない。ただ、今までの経験からは自分のやり方が自分によって選んできたわけではないが、間違いなくいい方向に向かっていることは確信している。

一つはっきりと言えることはこの子たちを育て、諭していくのは私以外には出来ないであろうという自信が今の今までこの自分に諦めることなく前に進ませる機動力となっていることだ。それは私の誇りでもある。

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