2014年8月24日日曜日

この前の続き

さて、うちの学校校長が学業よりスポーツに力を入れていてそういう大会や試合で好成績を収めた子供達は今週のスーパースターとタイトルを付けてニュースレターの中で称えられます。

でも、学業の方はそんなによく称えられていません。
そのおかげでまず約束を取って話に行くと最初に釘を刺されたのが、
うちの学校では皆を平等に扱う事に力を注いていると。
じゃ、スポーツ出来る子たちは?それは違うよね?
そこでスポーツと学業は別とは言わず、先生方は今年から変更されたカリキュラムに沿うように頑張っていらっしゃいます。そのために特別に何かを取り入れるという事は大変難しいと。
へ~、そりゃ大変だ。でも、皆がやる気を持って学校にやって来れるように手を入れるのは必要なことでしょ?
うーん、残念ながらうちの学校にはギフテッドと判定された子供たちが少ない。そのために割く費用はありませんと。
だったらプリントなり上の学年のクラスに生徒を送り込むなり少しは調整できないのか?
ま、そういう事は校長の私に言うよりも直接担任の先生に話してもらった方がいいと。

担任がそういう努力をしてくれる人じゃないからあんたに話してんだろう?ああ、役立たず。

カウンセラーも然り。週1回で来る人の権力なんてたかが知れている。
彼女はそれでも親切にここのの校長は学業よりスポーツに興味がお有りよと。
知ってるよ。そんなこと。だからあんたのとこに来て少しプロの力を利かせてもらおうと思ってたんだけど、あまり使えそうにねえなあ。。。ああ、疲れる。。。

それでも改めて今年、汚いかもしれないが権力を行使することを実行。
教育委員会。
たまたまうちの近所に出張事務所があって電話し足を運んでみる。
親切な受付のおば様がゆっくり私の話に耳を傾けてくれて、最終的にそこの担当のおば様が連絡をくれるところまで事が運ぶ。
とは言え何日か経ち、やっと電話もらったのはそのおば様の手下。ああ、それじゃ一応話さしてもらうけど少し気抜けしたからあまり力入れずとも自分の力が学校では及ばない事を強調しておく。

そしたらその2時間後に当の本人のおば様からお電話が入る。
早速、学校の方に電話したのよ。そしたら運よくあなたの息子さんの担任の先生でね。(何という偶然。)ちゃんと話付けたわよ。是非お母様と直接お話ししたいととてもやる気がある様子だったわよと。
おお、そうか、そうか。

そこで話に行くと、Kはなんでもしっかりできるから今3年生だけど4年生のクラスのトップ二人と3人で勉強させてるんだよと。なんとまあ。そこで飛び級の事を校長はあまり乗り気じゃなかったと言うと、Kなら絶対大丈夫。来年また4年生の勉強するのは彼には必要ないと。だよね。校長のことは私に任せておいてもらったらいいと話が着いてしまった。

公権力は強し。というかどこでも外部から学校のやり方にケチ付けられるの嫌だもんね。それにあとあと校長が退職する時あまり汚点付けていくより綺麗な職歴守りたいでしょ。

色んなところでこういった私の持ってるような同じ問題を聞く。
一つには推しが足りないのではと思う。
私はこうと思ったらその事に向けて七転八倒しつつもとにかくそこへ到達するようにへこたれない。
世の中には少しお金持ってると学校の転校をする人がいる。
転校したからって必ずしも自分の思っているようになる訳ない。
また戦いが一から始まる上、それが必ずしも成功するとは限らない。
子供のためにも今いる場所で頑張ることは大事だ。
一つには逃げる所を子供に見せないためにも。

今の校長の元で過去に2回の飛び級があったそう。でもその2回とも失敗に終わったそうだ。
だからって3回目も失敗に終わるかもしれないと恐れていては何も出来ないでしょうに。
一人一人違う生徒なんだから毎回新たな気持ちで生徒の事見て欲しいもんだ。

”長”が着く仕事してるんだからそれ位の事出来ないかな。ああ、残念な人だ。

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