2017年4月17日月曜日

回顧録2 セレクティブハイスクール受験

話してはいたけど実際受験勉強やり始めたのはYear 5の8月の2週目からだった。

とにかく最初っからやったことと言えばExcelのYear 5の英語の問題集。これは簡単過ぎて意味なかった。
そこからTop skillsに移ってVocabularyをやって初めて❝ほとんど知らない。。。❞という状況に陥る。そこでやるのを拒んだK。勿論、それってプライドを傷つけられたからというよりも自分には無理という気持ちが先に来たよう。
そこでおかんの登場。❝あんたみたいな子供たちが毎週テストに向けて勉強してるねん。それも家でではなく、塾で。それから考えたら一日2,3ページでぐずってたら恥ずかしいで!❞と。それは別に塾に行けという意味ではなく、そういう子供たちと一緒に競い合わなければ入学への切符を手に入れられないという事を教えるため。

本人もあまちゃんだった事に気づき、気を取り直してやり始める。

時間にして答え合わせも入れて1日1時間半で終了。受験勉強としては何のことはないお勉強だ。

このTop Skillsの問題集、なかなか優れもので1ユニット12個の単語を記憶では8ページ位でものに出来る様に反復らしくない反復練習問題を盛り込んで意外にもスラスラと覚えて行ったのだ。あの暗記の苦手なKが。
その後、その問題集を終わらせて、また間違った分だけ2度目の正直でやり直させて、最終的には8,9割抑えて終了。

その後はComprehension(読解問題)に移り、それも同じ感じで進め、こちらは最初は少し苦戦したが、すぐに感じを掴んで最後の方はあまり間違う事なく終わる。そして最後にAdvanced Comprehension(上級読解)へと進んだ。このAdvancedは強者だったが、最終的にはスピードを上げても答えられていった。子の問題集のお陰でいい意味で英語力が強化され、2016年の2月の頭には終了。

因みに以下がその問題集。




そっから多分4,5個のセレクティブハイスクールの過去問をやって(英語、算数とジェネラルアビリティーの3教科を全部で4セットかな?12テストだったと思う。)本番のテストに臨んだ。

さて、この過去問答え合わせはしたけど間違った問題に関してやり直しは一切しなかった。理由はこの時点で問題に対するスピードと正答率にのみ集中することによってKの自信喪失に繋がらないようにするためだった

セレクティブハイスクール受験突破は単に学校に入るための手段。その問題から学ぶものは基本なしと見なした訳だ。その事が功を奏し、Kは補欠それも数の少ない補欠合格を果たした訳だ。(最初にオファーが来てから2か月半後にオファーを手にした。)

うちは一校のみに絞っていたので結局ストレス一杯で受験後半年以上結果を待ち、大変精神的に困憊した(これは母のみ)。Kはオファーが来た時にはすごく喜んだが、あまり何も考えず天然10歳児として毎日を過ごし、日々を楽しんでいたように記憶する。

奨学金のテストまでにはまだセレクティブの過去問へ辿り着いてなかったのを記憶してる。だからほとんどスピードはその時点であったと思う。

因みにKは奨学金で50%獲得(6年生の4月半ばの事)。元々授業料が高い学校だったので考える暇もなく却下。ただ最高得点を取って75%免除を獲得した生徒の次に高いオファーだったので大変自信になったと思う。ま、本命でなかったのですごくリラックスして受験出来て(モーニングTeaでもらったお菓子とジュースを両手に抱えて出てきて、❝おいしかったからMちゃんにもと思って。。。❞と嬉しそうな顔をしていたのには少し恥ずかしさまで感じてしまった母であったが。)その結果がこのような好成績を生んだんだと思う。

さすがに本命のテストの日はKは顔がこわばっていた。だから一言、❝やることはやったから、あかんかったらしゃあない。❞とだけ言って送り出した。

最終的にここ3年間でKの小学校からセレクティブハイスクールへ入学したのはKのみだ。(知っているうちで歴代にいるのかいないのかはさて置き。)

因みにうちのKは普通の子と比べると算数がYear 5の時点でYear 8(ものによってはYear 9も)のレベルまで出来ていて算数に費やす時間が必要なかったのですが、以下の公文の問題集を少しやらせて、その他は近所のハイスクールに数学のエクステンションに通っていたので算数に関してはあまりやらずに来ていますのでそこはお子さんの出来に合わせて補習することをお勧めします。




にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログ シドニー情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 子育てブログ 子供の教育へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿

さあ、本番!!

今日からHSC(High School Certificate)が始まった。 今日は英語と日本語。試験が5時まであるので、疲れて帰って来るだろう。 Kは既に今月初めに第一希望の大学の学部からearly entryのオファーを戴いている。だから、テストではあるけど、受けてしまえば予...