急にそんな事を言うかというと人生のうち長いこと家族の価値を感じられなかったからだ。
なんと罰当たりなと思う。でも、それにはいろいろと事情がある。
家族に含まれていなかったと思うことが多々あった。だから家を出た。
自由を得たが、それでも幸せではなかった。
何か物足りない気がした。
でも、それが何かは随分経ってから分かった。そう、自分が自分の直接の家族を持ってからだ。
そして今までの"家族”が家族ではなかったことに気付く。
え?でも、血がつながった家族でしょ?
そう、それはそう。でも心がそこに通っているかというとはっきり言ってどうか分からない。
ラッキーにもお金に困ったことはない。でも、愛には飢えていた気がする。
どうせ私は。。。みたいな気持ちで自分のことしか考えてなかった。
残念な人生を送っていた。
だから結婚して子供を持ってやっと分かった事が一杯ある。というかそんなものが自分にこんなに影響力を持っているなんて全くと言っていい位知らなかった。
人間は時間が経てば大人になるが、実は体の成長の上だけで本当の成長は人生における人間の責任を果たして初めて遂げるように思う。
だから自分の家族を持って本当に良かった。
もし、10歳の時考えていたように"一生独身でキャリアを伸ばして全うする。"なんて事になっていたら人生の10%くらいしか知らずに終わっていただろう。
世の中にはもっとたくさん不幸な家族関係を経験した人がいるだろう。それは単に金銭面だけではない。逆にお金が無い方が幸せに肩寄せ合って暮らせるんじゃないかな?
苦労は買ってでもしろ!まさにその通り。
苦労が出来たところには私の人生はそんなに悪いものではなかったと思う。
何もないところから全部作り上げてきた。苦労とは思わず意外と楽しんでいたように思う。
いつも体から力がみなぎっていた。
運命ってやっぱりあるのかな。別に誰かに勝ったとは思わないけど、こうやって今置かれた状況を感謝出来るって恵まれてるよな。
素直に、ありがとう!
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