Kがメリットカードを集めて校長先生のアワードをもらうことになるのが分かっていたのと、Mがお誕生日のカードを受け取る予定だったので、早速行くことに。
校長先生のアワードをもらうのにいるメリットカードは45枚。去年と今年は同じ先生が担任でなかなかメリットカードを出さない人だ。だから、つい最近になってどどっともらって来たので急に45枚になる。
このアワードはトロフィーかメダルが貰えるのだが、トロフィーの方がいい。Kはこれで5個目。一応、毎年一個もらった計算になる。でも、6年生を終了しても4個しかもらわずに卒業していく子供たちも沢山いるそうなので、もしこのまま最後までトロフィー貰わなくても十分貰ったことになる。それも、彼は一年飛び級しているので5年生でも小学校生活は5年になるから計算間違いではない。
それでもアワード貰うのは嬉しいもんだ。一応努力を認めてもらったことになるから。数少ない機会だけれども。
その上今回のアセンブリではICASのスペリングの賞状も貰えた。
そんなに受けてる人がいないのだが、ステージに成績と名前を呼ばれて上がるのは光栄。
それも3年生の去年より今年は難しくなっていたのでそれを考慮すると結果は下がって当たり前。それがだ。奴はやってくれたよ。
全員の中でたった一人のディスティンクション！それもオーストラリア内のトップの７％だった。
知ってるよ。学校のレベルが低いお蔭でこんな事でも目立つんだよ。白ける感じが嫌だが、大分慣れた。普通に平静を保てるようになった。
この12年間で初めて成功した飛び級生がまだ色々成し得るのはいい気分しないもんだよね。だから静かに喜んだ。Kも静かに喜んで欲しい方なので良かった。生意気にも❝ディスティンクションはよく貰っているから別に特別嬉しくもない。❞のだそうだ。ま、そうだね。でも、私にとったら羨ましいには変わりないんですが。
この調子で小学校卒業するまで行けたら、また中学校から違う意味でのチャレンジが始まる訳だからね。
一人だけMと同じ幼稚園に通わせてた娘さんのお母さんが❝オタクはよく勉強が出来ていいわね。❞と嫌味なく言ってくれたので、❝一応、今のところはね。まだ、小学校だしね。❞と嫌味なく言っておいた。
帰ってから十分とお褒めの言葉の嵐を浴びせたのは勿論のこと。親にも電話して伝えたところ、❝絶対私の遺伝子じゃないわ。❞と母が強調して言うので、❝私のでもないわ。❞と相づち。
今までの私の人生でやったーって思った事なんて数えるほどしかなかった。ま、それはそれでいいけどネ。
変わり者の上では似たもの同士で、後はハレー彗星の如くにどっかから落っこちてきたに違いない。
でもね、一つだけ分かるのはこういう子供でいる事って楽じゃないってコト。
とにかくこれでも一生懸命生きてるんです。
それを親として分かってやるのが大切な事だと思っています。
だからそういう子供と親を見てもあまり羨ましがらないで下さいね！それと同時に嫉妬もしないで下さい。どうぞよろしく！
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